
国際音楽メディア「The Interviewist」のインタビュー全文翻訳
Shake My Days インタビュー
京都を拠点に活動するインディーポップ・デュオ Shake My Days が、新曲 「ひとりじめのゆめ(Someday, Be Mine)」 に込めた想いや、初恋をテーマにした楽曲制作、音楽的ルーツ、そして世界中のリスナーとのつながりについて語ってくれました。
1. 「ひとりじめのゆめ」は初恋の高揚感と不安定さを描いています。この曲のアイデアはどのような瞬間や感情から生まれたのでしょうか?また、制作の中でどのように発展していったのでしょうか?
テレビで見た俳優さんに強く惹かれたことがきっかけでした。
遠くて手の届かない存在に対する気持ちを抱きながら、その感情を整理したり理解したりするために曲を書き始めました。
制作を続けるうちに、その想いは自然と「もう少しだけ一緒にいたい」という物語へと育っていきました。
(光希)
2. この曲は、これまでのノスタルジックでシネマティックな作品と比べて、より明るくストレートなエネルギーを持っています。この変化は意図的なものだったのでしょうか?
私たちは以前からアルバムの中で明るくポップな曲も作ってきました。ただ、この曲は光希が初めて完全に一人で書いた曲だったんです。
僕が面白いと思ったのは、若々しい可愛らしさや前向きさの中に、さりげないブルースの感覚が自然に混ざっていたことでした。
その独特なバランスが魅力的だったので、シングルとして発表したいと思いました。
(冴沢鐘己)
3. この曲には日本のインディーポップらしい感性と、クラシックなギターポップの影響が感じられます。サウンド面で最も大きな影響を受けたアーティストや時代は何でしょうか?
私は普段、同世代のシンプルな日本のバンド、特に3ピースバンドをよく聴いています。この曲では、届かない恋心を表現しながらも、メロディは暗くなりすぎないよう意識しました。
(光希)
光希は最初、もう少しオルタナティブロック寄りのイメージを持っていたようでした。でもアレンジを進める中で、もっと明るくエネルギッシュな方向が合うと思い、1970年代後半から1980年代初頭のローリング・ストーンズに影響を受けたギターを加えました。
(冴沢鐘己)
4. 歌詞には「もう少しだけそばにいてほしい」という、とてもシンプルで普遍的な願いが描かれています。なぜこの感情は文化や世代を超えて共感されるのでしょうか?
どこに住んでいても、どんな言葉を話していても、大切な時間がもう少し続いてほしいと思った経験は、多くの人にあると思います。
恋愛や憧れ、希望といった感情は、文化や年齢、性別を超えて誰もが持っているものです。だからこそ、シンプルな感情ほど深く人の心に届くのだと思います。
(光希)
5. 京都を拠点とするインディーデュオとして、京都という街は創作や音楽性にどのような影響を与えていますか?
正直、あまりそういうふうに考えたことはありません(笑)。私にとって京都は、ただ生まれ育って学生時代を過ごした街なんです。
(光希)
光希の作る曲には、まだ「京都らしさ」は強く表れていないと思います。彼女にとって京都は当たり前に存在している日常だからです。
これからもっといろいろな街や国を経験した時に、京都が自分に与えていた影響に気づくのではないでしょうか。
(冴沢鐘己)
6. Shake My Daysの音楽は近年、世界中のリスナーや海外メディアにも届き始めています。国際的なリスナーとつながることについてどう感じていますか?また、「ひとりじめのゆめ」の先にどんな未来を描いていますか?
たくさんの人に聴いてもらえて本当に嬉しいです。特に、日本語の歌詞が分からなくても曲を好きになってもらえることに感動しています。音楽は言葉を超えて感情を伝えられるんだなと実感します。
私の夢はとてもシンプルです。これからも歌い続けて、いろいろな音楽に触れて、毎日音楽に囲まれて暮らしていきたいです。
(光希)
光希は昔からとても自然体で、飾らない人です。有名になりたいとか成功したいという欲望で動くタイプではありません。
彼女の魅力は、音楽やアート、そして日常の感情に対する純粋な感受性にあります。その感性をこれからも育てながら、世界中の人たちに届けていければと思っています。
(冴沢鐘己)
▼掲載記事はこちら
https://www.theinterviewist.com/2026/06/07/shake-my-days/


